5Gの電磁波による影響が心配という人や、5Gの電磁波対策を知りたい人は多いと思います。
そもそも5Gの電磁波の影響はデマと思っている人もいるかもしれません。
このページでは、5Gの電磁波による影響や危険とされる原因、そしておすすめの対策について解説します。
5Gとは?
5Gとは「5th Generation」の頭文字を取った略称です。
主に、携帯電話などに用いられる次世代の通信規格で、大容量のデータを高速でやり取り出来ます。
5Gには以下の特徴があります。
- 高速大容量
- 低遅延
- 多接続性
高速大容量通信を実現する技術として普及する一方で、自然界には存在しない電磁波であることや、スマホなどで使う身近な存在のため、人体への影響が懸念されています。
とりわけ、電磁波過敏症の人にとって5Gは深刻な問題ですが、健康な人であっても頭痛や不眠、意識障害を発症したケースも指摘されています。
電磁波過敏症については電磁波過敏症(EHS)は思い込み?意味や症状、対策を紹介を参考にしてください。
5Gが危険とされる原因
5Gの電磁波が危険とされる原因について解説します。
電磁波
5Gの「ミリ波」が危険と考えられています。
ミリ波はアメリカ軍が使用している指向性エネルギー兵器「ADS(Active Denial System)」でも使われるほど強力な高周波です。
5Gは大容量のデータを高速通信でやり取り出来る反面、強力なエネルギーを発する電磁波でもあります。
つまり「5Gによる電磁波の質」で人体への影響があるのではないかと懸念されているのです。
基地局
5Gが危険とされる理由に、基地局の存在があります。
5Gは高速大容量通信を可能にする一方、安定した通信を確保するために大量の基地局を必要とします。
そのため、携帯電話などの通信サービスを提供している企業は街中の至る所に「5Gタワー」や「スモールセル」と呼ばれる基地局を設置しています。
基地局はマンションやアパートの屋上に設置されることがほとんどで、私たちは常に無数の基地局から発せられる電磁波を受けて生活しています。
街中にある5Gタワーの数は非常に多い(100-200mに1基)ため「5Gによる電磁波の量」という点で人体への影響が心配されているのです。
スマホによる電磁波の影響についてはスマホの電磁波の影響は嘘なの?対策法も紹介も読んでみてください。
5Gの電磁波を巡る総務省の見解
日本の総務省は「令和3年度電波の安全性に関する説明会~ 電波の安全性に関する総務省の取組 ~」の中で以下のように見解を示しました。
また、2007年の生体電磁環境研究推進委員会の最終報告は以下の通りです。
読んで分かるように、総務省の見解では「5Gは安全」あるいは「5Gは危険」と判断出来るような「断言」はありません。
いずれも「影響は認められない」と、検証結果を述べているに過ぎません。
つまり、総務省でさえも5Gの電磁波の影響については断言出来ない「曖昧」な見解ということです。
電磁波による人体への影響について知るには電磁波(EMF)の人体への影響は?【初心者でも早分かり】がおすすめです。
企業の見解
5Gの普及を急ぐ企業の見解も同様で玉虫色の表現です。
ドコモは「電波の安全性について」の中で、安全とされる指針に基づいてサービス提供を実施しているとしています。
ソフトバンクは電波の安全性に関する情報提供において、WHOや総務省の見解を示した上で、5G基地局の整備を進めるとしています。
当方が調べた限り、楽天モバイルの公式発表は見当たりませんでしたが「楽天モバイルは回答せず、「全国ネット」の公開質問状」を読む限り、一般人には疑問が残る見解のようです。
各企業の見解を要約すると「総務省や国際的な基準に沿っている」といった感じでしょうか。
この「総務省や国際的な基準」が安全か危険かについては、誰も明言していません。
諸外国の対応
5Gを巡る諸外国の対応を見てみましょう。
結論としては「健康被害を理由にした5Gの禁止国はない」です。
ベルギー
ベルギーは5Gに対する規制は他国より強いものの、禁止している訳ではありません。
2019年、5Gの普及を急ぐ通信会社が政府に規制緩和を訴えたことに対して、当時の環境相が「市民はモルモットではない」と訴えを拒絶したストーリーがひとり歩きしているようです。
2022年現在、港湾都市として知られるAntwerpen(アントウェルペン)周辺では5Gが普及しています。
また、首都のブリュッセル周辺では、Proximus/Scarlet Mobileといった事業者が5Gを展開中です。
スイス
スイスは2020年に5Gによる健康被害を考慮し、基地局の設置等を一時停止しましたが、すでに再開されています。
2022年現在、チューリッヒやジュネーブといった大都市では5Gが普及しています。
スイスはかつて「5Gのリーダー」と呼ばれ、5Gの普及に積極的だった国のひとつです。
スロベニア
スロベニアは5Gの導入を一時禁止していましたが、2022年現在、都市圏を中心にして5Gが普及しています。
スロベニアの首都であるリュブリャナはほぼ全域が5Gでカバーされていることが分かります。
イタリア
イタリアは過去に5Gの使用制限を認める裁判所の結果を各地へ告知したことから、5Gを禁止したと思われていました。
しかし、2022年現在、同国全域が5Gに対応しています。
5Gを禁止している別の理由
2022年現在、アメリカやカナダといった国では中国系企業であるHuawei製の5G関連機器の使用を禁止しています。
理由は、中国共産党によるスパイ行為を防ぐためです。
これらの国は5Gを禁止していると混同されがちですが、5Gを禁止している訳ではありません。
Huawei社製の5G関連装置の使用を禁止している国の一覧は以下の通りです。
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- オーストラリア
- ブラジル
- イタリア
- インド
5Gの影響を抑えるおすすめ対策グッズ
5Gの影響を抑えたい人におすすめの対策グッズを紹介します。
EMF Safe Haven
EMF Safe Havenは簡単に5Gをはじめとする電磁波対策が出来るグッズです。
EMF Safe Havenは地球が自然に発している7.83Hzの周波数と同じ波長を生みだすことであなたの周りの波長の乱れを整えることが特徴です。
EMF Safe Havenについてもっと詳しく知りたい方は部屋に簡単設置!電磁波対策におすすめのEMF Safe Havenをご覧ください。
Healy
Healy(ヒーリー)は微弱な電流によって細胞を活性化させ、心身の波長を整えるポータブル端末です。
Healy(ヒーリー)についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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まとめ
5Gによる電磁波の影響については誰も確実な事が言えないことが分かったと思います。また、日本だけでなく世界中で5Gの普及が進んでいるため、もはや避けられない環境になってしまいました。
5Gの影響が心配な方は、自衛策として基地局から距離を取る、5G対応のスマホを使わない、そして電磁波対策グッズを利用するなどを試してみましょう。